class Image
Description
画像を扱うクラスです。
データはメインメモリに配置されるため、ピクセル単位の自由な操作が可能ですが、CPU処理になるため時間がそれなりにかかります。
Window.draw系メソッド、RenderTarget#draw系メソッドに渡すことで画面やRenderTargetに描画することができます。
Imageへの回転・拡大・縮小描画は実行パフォーマンスの問題と作者の技術力とやる気の制限によりサポートされておりません。
デバイスロスト時にデータが消えません。
Class Methods
- new
- Imageオブジェクトを生成して返します。
- load
- 画像を読み込み、Imageオブジェクトを生成して返します。
- load_tiles
- 画像を読み込み、横・縦がそれぞれxcount個、ycount個であると仮定して自動で分割し、左上から右に向かう順序でImageオブジェクトの配列を生成して返します。
- create_from_array
- 色情報を格納した配列からImageオブジェクトを生成して返します。
- load_from_file_in_memory
- メモリ上のデータからImageオブジェクトを生成して返します。
- perlin_noise
- パーリンノイズを計算して0.0~1.0の値を返します。
- octave_perlin_noise
- パーリンノイズを計算して0.0~1.0の値を返します。octaveで指定された回数だけ再帰合成されます。2回目以降はxyzの値を2^回数倍、取得した値をpersistence倍して合成します。
- custom_perlin_noise
- パーリンノイズを計算して0.0~1.0の値を返します。octave_perlin_noizeよりももっと自由に直接的に合成パラメータを指定できます。
- perlin_seed
- パーリンノイズの乱数の種を指定します。指定しなくても初期値は設定されていますが、指定しないと毎回同じ結果が返ります。
Instance Methods
- dispose
- selfの画像リソースを解放します。
- delayed_dispose
- selfの画像リソースを、delayed_disposeが呼ばれたフレームの描画処理が終わった後に解放します。
- disposed?
- selfがdisposeされている場合に真を返します。
- []
- Imageオブジェクトの該当ピクセルの色をARGB配列で返します。
- []=
- Imageオブジェクトの該当ピクセルの色を変更します。
- compare
- Imageオブジェクトの該当ピクセルの色がcolorと一致する場合に真を返します。
- line
- Imageオブジェクトの(x1,y1)-(x2,y2)に線を描画します。
- box
- (x1,y1)-(x2,y2)の中を塗りつぶさない四角形を描画します。
- box_fill
- Imageオブジェクトの(x1,y1)-(x2,y2)の範囲を塗りつぶします。
- circle
- Imageオブジェクトの(x,y)を中心とした半径rの円を描きます。
- circle_fill
- Imageオブジェクトの(x,y)を中心とした半径rの円を描き、塗りつぶします。
- triangle
- Imageオブジェクトの(x1, y1)-(x2, y2)-(x3, y3)を結ぶ三角形を描画します。
- triangle_fill
- Imageオブジェクトの(x1, y1)-(x2, y2)-(x3, y3)を結ぶ三角形を描画し、塗りつぶします。
- fill
- Imageオブジェクトの全体を塗りつぶします。
- clear
- Imageオブジェクトの全体を[0,0,0,0]で塗りつぶします。
- copy_rect
- selfのオブジェクトのx/yの位置に、imageで指定したオブジェクトのx1/y1/width/heightで指定した部分をコピーします。
- draw
- selfのオブジェクトのx/yの位置に、imageで指定したオブジェクトのx1/y1/width/heightで指定した部分をコピーします。
- draw_font
- Win32APIでビットマップを取得し文字を描画します。
- draw_font_ex
- Win32APIでビットマップを取得し、袋文字や影などのエフェクトをつけて高品質な文字を描画します。
- save
- selfの画像を指定のフォーマットで画像ファイルとして保存します。
- slice
- selfの画像から、x/y/width/heightで表される部分を切り出して新たなImageオブジェクトを生成して返します。
- slice_tiles
- selfの画像を横・縦それぞれxcount個、ycount個に分割し、左上から右に向かう順序でImageオブジェクトの配列を生成して返します。
- dup
- selfをコピーして新たなImageオブジェクトを生成して返します。
- clone
- selfをコピーして新たなImageオブジェクトを生成して返します。
- set_color_key
- selfの画像で、colorで指定された色と同じ色のα値を0にします。
- width
- 画像の幅を返します。
- height
- 画像の高さを返します。
- flush
- selfの透明ではないピクセルをすべてcolorで指定した色に置き換えたImageオブジェクトを生成して返します。
- effect_image_font
- selfの赤成分とα成分を合成し、それをグリフ情報として使ってdraw_font_exと同じエフェクトをかけたImageオブジェクトを生成して返します。
- change_hls
- selfに対して色相、輝度、彩度それぞれの差分を加えたImageオブジェクトを生成して返します。